ヘアなんでも相談室 こんな時どうしたらいいの?
あなたのヘアに関する疑問を解決!
みんなの相談受付中!
ヘアやサロンに関する質問
お待ちしています.
▼ハンドルネーム
▼質問内容
※個々のご質問にメール等で直接ご回答することはできません。
▼他の質問を見る
Q
パーマがとれる?(1)・・・髪質&ダメージの問題
(投稿日:2006年5月10日 投稿者:ゆりのさん )
パーマをかけたいと思っているんですが、友達にすぐ取れてしまうと聞いて心配で迷っています。
パーマがかからない原因ってなんですか?
A
回答者:MASHU KITAHORIE 小倉 宏史さん

(Q)パーマがかかりにくい理由って?
(A)パーマがすぐに取れてしまう理由として考えられるのは、大きく4つで、髪質、ダメージ、スタイリング、ホームケアの問題です。1回目は、髪質とダメージの問題を説明しますね。

(Q)髪質でかかりにくいことってあるの?
(A)柔らかくて細い、ねこっ毛(専門的には、軟毛(なんもう)と言います)は、髪の中にパーマがかかる“もと”が少ないので、かかりにくくなります。パーマをかけるときには、髪の成分であるたんぱく質を補給してかかりやすくしますが、あまりきついウェーブをかけると、パサパサになってしまうのでおすすめできません。


また、硬くて太い髪(専門的には、硬毛(こうもう)と言います)は、髪の表面を守っているキューティクルが厚く、パーマの薬が髪の中に入りにくいので、かかりにくくなります。特にルーズウェーブなどは取れやすいのですが、このタイプの髪は、髪が傷んでキューティクルが開くと、パーマがかかりやすくなります。カラーの後や、2度目のパーマでかかりやすくなるのは、このためなんですよ。

(Q)傷むとかかりにくいのは何故?
(A)髪の中には、パーマがかかる“もと”になるたんぱく質があるのですが、髪が傷むと、このたんぱく質が少なくなってしまいます。ダメージが強くなればなる程パーマがかかりにくくなるのは、このためですね。

最近では、トリートメントをしながらパーマをかけるトリートメントパーマがあるので、ある程度までの傷みにならかけることができますよ。ただし、あまりに傷みが激しい場合は、パーマをおすすめできないときもあります。少し遠回りになりますが、まずはきちんとヘアケアをすることも大事なんですよ。

この記事は参考になりましたか?
※ボタンを押すと編集部宛てに感想を送信します