細くてペタンとなってしまう髪質の人は、やっぱりボリューミィな髪型に憧れるもの。シャンプー後のドライの方法や、スタイリング剤の使い方で、ずいぶんふんわりさせることができるので、まずは試してみて。

(Ｑ）ボリュームを出すドライの方法は？
(Ａ） 「スタイリングの８割は、ドライで決まる」といってもいいぐらい、シャンプー後の髪の乾かし方で、仕上がりは変わってきます。ボリュームを出すには、まずは髪の根元を立ち上げることが大切と覚えて。根元が立ち上がるとボリュームは自然にアップします。

ロングの場合は、手で髪を持ち上げるようにして下からドライヤーをあて、根元を持ち上げるようにします。ミディアムやショートの場合は、首を傾けて下からドライヤーの風をあてるとよいでしょう。

髪の余計な部分にまで熱風が当たるので、ドライヤーのノズルは外さないこと。風が当たりやすくなるよう、ノズルを回すのはおすすめの小技です。

(Ｑ）ボリュームを出すワックスの選び方は？
(Ａ） ワックスを選ぶ時は、ふんわりさせたいなら固めのものを選びましょう。柔らかすぎるものを使うと、キープしきれずペタンとしてしまうことも。

(Ｑ）ボリュームを出すワックスのつけ方は？
(Ａ） ワックスは50円玉程度の量を手に取り、手の平でよく伸ばします。一度にたくさん手にとるのはＮＧ。つけすぎると、ワックスの重さで逆にペタンとなってしまいます。足りない場合は少しずつ増やして。

つける時は、まず髪の根元から立ち上げるように、内側から外に向かってワックスをもみこみます。後は、指に残ったワックスを使って、髪の毛の根元を押さえ込まないように注意しながら、軽く髪の表面を手ぐしを使ってスタイリングします。毛先にだけつけすぎると、ワックスの重さでペタンとなるので注意しましょう。