今回の特集で美髪スタイルを提案していただいたMINX harajukuの池戸裕二さんにヘアデザインやテクニックに関するこだわりを語っていただきました。
パーマに関するお客様のご要望としては、今までデザイン性に関するご注文が多かった中で、ここにボリュームがほしいからとかここの質感を変えたいなどスタイリングの手助けになるパーマのニーズが増えています。カットのみでは再現性が難しいと感じられているのか、パーマをかけることでスタイリングでの時間短縮や操作性の向上など簡単スピーディーな利便性を求めている感じが最近のニーズですね。
パーマによってダメージを負ったとかスタイリングでまとまりにくかったなど、パーマによるマイナスイメージを過去に経験されているお客様が多いんですね。そこで、今のパーマはスタイリングが楽ですよとかダメージを補いながらかけますといったアプローチをして、過去の傷を癒すような感じでお勧めすることを心がけています(笑)。当然、今風のデザイン性や負担をかけないテクニックが重要なのは言うまでもありません。
今年でMINXは30周年をそして私は美容師として18年目を迎えます。そんな私が今心がけているのは、数週間あるいは数ヶ月が経ってもお客様が安心してそのスタイルをキープできるようなご提案をすることです。パーマやカラーだけでなく、大切なカットにもこだわりを持ってデザインが持続できるような技術を提供したいです。そして、お客様がおうちに帰ってからのことを一番大事に考えてこれからもいいデザインをご提案していきます。