今回のスタイリング特集でヘアスタイル&ヘアアレンジを提案していただいたCARE SHINSAIBASHIの宮崎隆和さんに最新のスタイリングやヘアケアについて語っていただきました。
CARE SHINSAIBASHIに来店される最近のお客様のスタイリングの傾向として、ドライよりもしっとりした質感のスタイリング剤を求められています。タイプとして人気なのは、ジュレ系のスタイリング剤です。さらに、時代性としてオーガニックをうたった商品も人気です。ダメージを補うといよりは、毛髪だけでなく身体につけても安心というのが理由のようです。
ホームケアのアドバイスとして、やはりご自分の髪質や肌質に合ったヘアケア剤を使うようにおすすめしています。お客様の中にはご自分の髪質を把握されていない方もいらっしゃるので、ご相談を受けた場合は最適なトリートメント剤をご提案しています。まずは、下地をしっかり作るということですね。そして、ドライヤーの使い方もオーバードライにならないようにアドバイスをしています。
スタイリングでの基本的なドライの方法としては、まず乾きにくい根元から乾かして徐々に表面から毛先に向かうのがセオリーです。ただし、少しクセのある人や直毛の人など、髪質に応じて手グシの入れ方や乾かす割合が変わってくるので、その点も細かくアドバイスをします。ヘアアイロンの場合、使用するアイロンの太さ、求めるカールの形状、そして髪質等に応じて最適な温度設定をする必要があります。
今回の特集で使用したヘアアイロン(Salon Sense 300シリーズ)に関して、やはりダメージを負っている方には低温設定が最適だと思いますね。求めるカールの形状などはロッドの太さで決まりますが、従来の商品にない温度設定があると、一般のお客様は安心して使用できると思います。また、ドライヤーもさまざまな機能を備えた2タイプがあるので、髪の状態やニーズに応じてチョイスできるでしょう。そういう意味ではこだわり派の方にも重宝するアイテムだと思います。