デジタルパーマは傷みが少ない?
普通のパーマより、デジタルパーマの方が傷みが少ないと聞いたことがあります。
それって本当ですか?
回答者:trico 中村 毅さん
熱を加えることによってパーマをかけるデジタルパーマ。すごく傷むとか、逆にあまり傷まないとか、情報はいろいろ・・。実際のところ、ダメージは本当にあまりないのでしょうか?
今回は、trico 中村 毅さんに答えてもらいました!
(Q)デジタルパーマってダメージが少ないの?
(A)デジタルパーマも普通のパーマも、パーマをかけるときに薬剤を使います。薬剤を使用する限り、どれだけケアをしても絶対に髪にダメージは出ます。これは普通のパーマも同じです。だから、どれだけダメージをおさえられるかがポイントなんですね。
デジタルパーマと普通のパーマのどちらがダメージレスか、という質問ですが、答えになっていないのを承知であえて言うと、担当の美容師の、薬剤に対する知識とパーマの技術次第という回答になってしまいます。
基本的にだいたいの美容室が、薬剤のパワーの強いものを使用しています。デジタルパーマの場合はそこに熱を加えるので、その美容室や美容師の知識と技術が、ダメージが大きくなるか、少なくてすむかを大きく分けてしまいます。薬剤のチョイスを間違ったり、デジタルパーマの施術がしっかりしていないと、熱で髪の毛のタンパク質が変性してしまい、非常に強いダメージを引き起こしてしまう原因になるんですね。
また、1回目はパーマが上手くかかったが、2回目に失敗されることがすごく多いようです。1回目も大切ですが、スタイルチェンジを考えると、2回目のダメージの方を意識することも大切です。
いずれにせよ、正直なところ、ダメージ度は美容師の腕に左右されてしまうと考えていいでしょう。周囲の評判を聞くなどして、パーマが得意な美容室や美容師を選ぶようにしましょう。