今回の特集で美髪スタイルを提案していただいたMINX aoyamaの歳嶋建国さんとオーガニックとノンシリコンにこだわった天然素材配合の「メルシューブ」を開発した株式会社 ハシモトコスメティックス代表取締役の橋本弘道さんにその効果や実感を語っていただきました。
橋本/今回、当社のメルシューブを使ってコラボレーションをしていただきましたが、MINXさんに来店されるパーマのお客様のご要望に何か変化はありますか。
歳嶋/最近は従来のパーマだけでなくデジタルパーマやエアウェーブなど多彩なパーマシステムが増えているので、今までパーマを敬遠されていたお客様が「私の髪質に合ったパーマがあるんじゃないかしら」と前向きに考えている方が少しずつ増えているように感じます。また、美容師側の目線で言うと巻き髪が多かった中で、新鮮なパーマのオリジナルな質感をご提案しやすくなった印象はあります。
橋本/今回コラボレーションをしていただいたメルシューブは、パーマの場合はデザイン性を向上させる処理剤としてご活用できます。パーマ客の年齢層が高くなっている昨今において、デザインがしづらくなったというお声をお聞きしているので、それを改善できるサポートアイテムとして開発しました。
歳嶋/実際に使用した実感は、システムが非常にシンプルで使いやすいトリートメントだと思います。また、パーマは施術時間が長いという印象がありますが、メルシューブを使えば時間短縮になるので双方にとってメリットがありますね。特にM1を使うことで今までかかりづらかった髪質の方にもしっかりとパーマがかかり、ダメージ軽減の効果もあります。
橋本/パーマにおいてM1は前処理用として、M2は中間処理と同時に髪に弾力を与えます。さらにM3は酸リンスで、アルカリを除去するパワーが強くなっています。アルカリ除去の力が強いと従来なら髪がきしむんですが、このM3はきしみません。さらに酸の力が強いとパーマ臭やカラー臭も消えます。それが大きな特長ですね。
歳嶋/それは使用して私も感じました。お客様がパーマを敬遠している理由の1つとして、あの独特のニオイがイヤだという人も少なくありません。それを解消してくれるので本当に重宝しています。
橋本/メルシューブにはご自宅でお客様がヘアケアに使用できるシャンプー&トリートメントもご用意しております。これらは時代性に応じてオーガニック成分とノンシリコンにこだわった商品です。それぞれにノーマルとリッチタイプをラインナップして、髪質に応じてチョイスしていただけます。ヘアエッセンスはバージン毛の風合いが叶えられるアウトバストリートメントです。
歳嶋/私はこの中で特にシャンプーが気に入っています。シャンプーだけで髪のきしみがなくなり、年配のお客様に対して最適な質感を叶えてくれますから本当にいいなと思いますよ。
橋本/シャンプーは1回くらいでは変化を感じないと思いますが、このオーガニックシャンプーは使い続けていただくと髪質が変わります。本当にハリコシが生まれますから。まさに、お悩みを解消するアイテムだと思います。
歳嶋/今回は新型ロッドのウィンディを使ってパーマをかけましたが、このロッドとの相性もいいですね。薬剤がより浸透しているそんな安心感があります。普段のサロンワークでも使用しており、軽量化されたことでお客様も負担を感じないと思います。
橋本/私も薬剤のテストで使用していますが、細かい形状や素材の違いでかなりいい感触を得ていますよ。床に落としても割れないし音もしないですからね。
歳嶋/美容室においてパーマは主力メニューです。お客様と末永くお付き合いをさせていただくためにも、いいパーマメニューをご提供することが私たちの義務です。お客様が飽きずに喜んでいただけることを重要視しています。その中で、ダメージやお悩みを解消する商品として今後もメルシューブとウィンディが活躍してくれると思いますね。
◆Profile
株式会社ハシモト コスメティックス 代表取締役
橋本 弘道さん
「メルシューブ」を開発。美しい髪にこだわり、ヘアデザイナーが求める「究極」を実現しました。髪質やダメージレベルを気にすることなく全てのメニューで美髪を叶えます。