ドライヤーでただ乾かすだけでなく、手グシを使ったていねいなドライとブラシを使ったブローテクニックで、均一のツヤ感と自然な毛流れに仕上げます。
\美容師さんからのアドバイス/
ロングヘアの場合、ドライとブローの2種類のテクニックを使えばきれいな髪に仕上がります。ドライは髪を傷めないように、タオルドライであらかじめ水分を吸収します。そして、最初は根元から始めて、徐々に毛先を乾かします。ブローはキューティクルを整えるために、上から下に向かってていねいに乾かしましょう。
1)タオルを頭皮に当てて、優しく手もみをする感覚で頭皮の水分を吸収します。
2)髪はタオルで包み込むように挟み、両手で軽く押さえながら水分を吸収します。
<これはダメ!NG ドライ>
髪をゴシゴシすると、摩擦でキューティクルがはがれてダメージになります。
1)オーバードライを防ぐため、根元から先にドライをします。
2)指の腹を使いながらマッサージする感覚でドライしましょう。
1)寝グセなどで分け目がくっきりついた場合は、手グシで左右に動かしながら矯正ドライをします。
2)流したい方向とは逆の向きにも動かしてドライをします。
手グシを通して優しく表面からドライすると、丸みや毛流れがつけやすくなります。
ドライは上から下に向かって温風を当てます。その際、手首を振りながら熱を分散させます。
<これはダメ!NG ドライ>
下から上に向かってドライをすると、キューティクルがはがれてダメージになります。
1ヶ所に集中的に温風を当てると髪が熱変性を起こしてダメージになります。
1)根元を起こしながら温風を当てて立ち上がりを求めます。
2)トップを全体的に乾かしてふんわり感を出します。
3)最後に冷風をあてるとキューティクルが引き締まった美しいツヤ感が生まれます。
4)毛先がふんわりしたボリューミーなシルエットの完成。
1)ボリュームを抑えたい時は、手グシを通して下にテンションをかけながらドライをします。
2)中間から毛先に向かって数回ドライしましょう。
3)最後に冷風をあてるとキューティクルが引き締まった美しいツヤ感が生まれます。
4)毛先が引き締まったタイトなシルエットの完成。
1)髪を上下2段に分けて内側からブローします。ドライヤーにノズルを装着しブラシを使って中間からブローします。
2)徐々に毛先に向かってスルーしながらブローをします。
3)表面の髪も同様にしてブラシを使ってブローをします。
パーマがかかった髪は、毛先を手で包みながら持ち上げ気味に乾かすとカール感が蘇ります。