2016 | AFLOAT 最新ヘアカタログ

CUT TECHNIQUE01
AFLOAT 宮村浩気×JOEWELLシザーズ

毛先に厚みと丸みを出して軟毛に動きを与える

毛先に厚みと丸みを出して、ドライカットで毛量調整をしながら動きの出やすいスタイルにするカットテクニックです。ロングから大胆にイメチェンをして若々しいデザインに仕上げます。

<Counseling>
スタイリングがしやすいようにウエイトを残したボブにする

髪が長くてスタイリングがしにくく、軟毛でペタンコになり動きが出ない髪質です。短くして気分を変えたいというご要望なので、少しウエイト感を残したミディアムボブにイメチェンします。

STYLIST ADVICE

毛先に厚みを残しながら毛量調整で髪に動きを与える

少しウエイト感を残しながら、毛先に丸みを出すためにベースはグラデーションでカットします。ただし、カールを作りやすく動きが出るように、内部の毛量調整は量感を確認しながらしっかりと行います。また、表面に動きをつけるため、スライドカットで丁寧にレイヤーを入れます。

● TECHNIQUE PROCESS

1/バックのアウトラインをカット。1パネルでノーテンションでチョップカット。設定は肩にかかる位置。使用するハサミはXPG-63。

2/バックにグラデーションを入れる。毛先を扇形に広げてチョップカットをして毛先のラインをぼかす。

3/パネルは大まかに取って削るような感覚でグラデーションを入れる。

4/サイドのアウトラインのカット。チョップカットでバックとつなげる。

5/バックと同様にサイドの毛先もグラデーションカットをする。大まかにパネル展開をしてラインをぼかす。

6/トップのカット。パネルを真上に引き出し、チョップカットで毛先をぼかす。

7/前髪のカット。自然な毛流れを出すため両サイドのコーナーをカット。ベースカットの終了。

8/ドライカット。厚みを残しながら毛先に丸みを出すため、2〜3cmの毛束を取って刃先でスライドカット。使用するハサミはXPG-60B。

9/ミドルセクションは量感を確認しながらランダムにスライドカット。中間から毛先をカットしてふんわり感を出す。

10/表面は少しレイヤーを入れるように短い毛を作って動きを出す。毛束を薄く取って毛先付近にスライドカットをする。

11/盆のくぼや耳後ろなど髪が溜まりやすい部分は、根元付近から毛量調整をする。ただし、ハサミの開閉は細かくして丁寧にカットする。

12/サイドは顔まわりからスライドカット。内部の量感を落としながら動きを出す。

13/サイドの表面は髪を動かしたい部分をランダムにスライドカット。毛束を少量ずつ取って毛先のみカットする。

14/前髪は毛先チョップカットで馴染ませてランダムなカットラインにする。使用するハサミはXPG-W17。

15/カット終了。

After

レイヤーとグラで柔らかさを表現したミディアムヘア

ロングからミディアムに大胆にカットしたグラデーションベースのボブです。フォルムは毛先に厚みを残して丸みのある台形シルエットにイメチェン。内部の毛量調整と表面のレイヤーで動きを出しやすくしています。

スタイルの詳細|なめらかなエアリーカールが魅力的なふんわりグラ

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